VV5th

告知「JCDA作曲家個展シリーズ 三善晃」

昨年の10月4日、日本を代表するクラシック音楽の作曲家であった三善晃先生がお亡くなりになりました。三善先生は特に合唱作品に力を入れておられた作曲家であり、先生がお書きになった合唱曲は、今なお私たちを魅了してやまない作品ばかりです。

本演奏会は、追悼の気持ちではなく、数多くの名作を産んでくださった三善先生の誕生日に、これまでの感謝を示すためにJCDA(日本合唱指揮者協会)が企画してくださった演奏会です。

私たちVoces Veritasの団員の一部も、耕友会の合唱団である"The Metropolitan Chorus of Tokyo"の一員として、また公募男声合唱団の参加者として、本演奏会に参加させていただきます。

今回はこの演奏会の告知を本記事にてさせていただきたいと思います。

演奏会情報

作曲家個展シリーズ vol. 5 三善晃

主催:JCDA日本合唱指揮者協会

2015年1月10日(土)17:00開演
-ゆうぽうとホール

-チケット
3,000円(全席自由)

-演奏曲目

『二群の男声合唱とピアノのための「路標のうた」』
指揮:清水敬一
ピアノ:前田勝則
合唱:公募男声合唱団

『混声合唱と2台のピアノのための「交聲詩 海」』
指揮:松下耕
ピアノ:渚智佳、前田勝則
合唱:The Metropolitan Chorus of Tokyo

ほか

公式ウェブサイトはこちら(外部リンク)


松下耕が音楽監督・常任指揮者を務める東京合唱アライアンス「耕友会」の合同混声合唱団"The Metropolitan Chorus of Tokyo"がお送りするのは、『混声合唱と2台のピアノのための「交聲詩 海」』。

波の呼吸によって奏でられる、三善晃の盟友、宗左近がこの作品のために生み出した言葉の数々。この地球に生きる全てのものへと贈られる「生命の賛歌」を、混声合唱と2台のピアノが高らかに歌い上げます。ピアニストは、第4回演奏会でVoces Veritasと共演していただいた渚智佳先生・前田勝則先生です。

公募男声合唱団が演奏するのは、『二群の男声合唱とピアノのための「路標のうた」』。

誰もが持つ出会いに対する願いと不安。そして生き続けること、歩き続けることでいつか垣間見ることのできるかもしれない「道しるべ」を、二群の男声合唱が鮮やかに描きます。

「路標のうた」、そしてVVが第4回演奏会で演奏した「遊星ひとつ」は、どちらも木島始作詩、三善晃作曲による男声合唱作品です。「路標のうた」はこの作品のために書き下ろされた詩であり、三善晃が初めて木島始の詩に曲をつけた作品でもあります。

都内の様々な合唱団が集まり、珠玉の名曲を歌い上げます。チケットのご購入方法などは上記ウェブサイトからご確認ください。皆様のご来場を心からお待ちしております。