レポート「男声合唱フェスティバル出演」
みなさんこんにちは。
先日、浜離宮朝日ホールで開催された「第14回 東京男声合唱フェスティバル」に参加してきました。55団体+招待合唱団が参加した、非常に楽しい合唱フェスティバルでした!私たちVoces Veritasはこのフェスティバルで、三善晃作曲の『男声合唱のための「王孫不帰」』第一楽章を演奏して参りました。
今回の記事では、その模様を少しだけお伝えできればと思います。
当日を振り返って 〜演奏の前まで
私たちVoces Veritasの演奏時間は18:20分頃からだったので、都内某所で指揮者である松下先生、ピアニストの松元先生との最後の確認をしてから会場に向かいました。
最後の合わせを終えて、会場である浜離宮朝日ホールに集合です。正面ホールには多くの出演者が集まっており、初めて参加した私はその独特の雰囲気を楽しむことができました。
この段階で、出演団体の演奏曲などが掲載されたパンフレットを受け取ります。実は今回、VVは第5回演奏会の広告を出させていただいており、その内容は「王孫不帰」の解説を兼ねたものとなっておりました。
どれだけの人に読んでいただけたか、ちょっとドキドキします。解説の続きがこのサイトにも掲載されているので、是非多くの方に読んでいただきたいものです。
さて、いよいよ演奏の時間です。実はここに書けないようなハプニングが色々起きましたが(笑)、何事もなかったかのようにステージへ向かいます。
というわけで、全力で「王孫不帰」第一楽章を演奏させていただきました。
この曲は入りが重要なので、団員全員集中して松下先生の指揮を見つめます。歌い始めた瞬間は会場の雰囲気が気になりましたが、その空気をものともせずに最後まで何とか歌い切りました!
「はたり」「ちょう」
みなさんしっかりと聞こえましたか?この曲は、ソリストが目立ちますよね!!ソロの後の何とも言えない緊張感はたまらないものでした。
当日を振り返って 〜演奏のあと
演奏が終わり、ひと段落。とにかく疲れた~、というのが正直なところです。
予想以上に、のどへの負担が大きいようで。団員それぞれ思うところはありますが、それは演奏会にぶつけます。聞いてくださった方々、本当にありがとうございました。
いただいた感想
私たちの演奏いかがでしたしょうか。気になりますね。非常に。
そこで、今回はTwitterに投稿されたVVの演奏に対するツイートの一部をご紹介します。
王孫カッコよかった
音源で聴くのと実際にホールで聴くのとで全然印象違った
— ファブリーズ使い (@imiwakanneeee) 2014, 11月 8
Voces Veritasのアレが凄過ぎて、舞台上で時空が歪んで別の世界が現出したが如き錯覚に囚われてた。持ち時間全部一曲に注ぎ込むなんて贅沢だなあと思ったけど、何のことはない、贅沢な思いをしたのは観客の方だった #男フェス
— trim@明日の月日はないものを (@t_hirosaki) 2014, 11月 8
ボーベーの王孫不帰はボーベーらしいインパクトで新鮮だった。
— 木下翔真 (@shoumaoh) 2014, 11月 8
51 VV:へーこれが三善かぁ。一回じゃ消化しきれないので味わうのは演奏会に持ち越し。soliの「ぱたり」「ちょー」(だっけ?)はいい味してた。あれだけで雰囲気入れ替えるのはすごいよ
— 銀河/Galaxie (@Galaxie718) 2014, 11月 8
昨日の王孫不帰聴くともう、定演は行くしかないッスねー。
— くろじゅ (@chroju) 2014, 11月 9
当団Twitterアカウントで公式RTさせていただいたツイートのうちいくつかを引用させていただいております。掲載に問題がありましたら削除いたしますので、本サイト「お問い合わせ」、または当団TwitterアカウントへのDMなどからご連絡ください。
多くの方々からご好評をいただき、嬉しい限りです。本当にありがとうございます!また、演奏会に期待を持っていただいたお客様もいらっしゃったようです。演奏会にも是非おこしください!
また、後から聞いたところによれば、入場の仕方がだめだったようです(笑)。みんな緊張していたから仕方ない……?悪かったのは姿勢?態度?それとも両方?
どちらにしろ演奏会までに修正しなくては!!
打ち上げ!
演奏も終わり、一気にお腹も空いてきたところで、打ち上げだー!!
会場から1駅、月島にあるもんじゃ焼きのお店で、同じく松下先生の指揮で男フェスに出演したプレイアード・アンサンブル東京の皆さんと一緒に打ち上げました!
今回このような場を設けてくださったおかげで、色んな人と楽しく会話することができ、また先生方ともお話しさせていただくことができたので、良かったことばかりでした!!
楽しい時間をありがとうございました。コミュニケーションは大事ですね(笑)
これからのこと
さて、今回演奏させていただいた「王孫不帰」は、3月の定期演奏会でも演奏します。
この曲の一番の特徴ともいえる「能のような節回し」。独特の節回しには団員がとても苦労しており、個人的にもこの歌い方は初めてで、とても難しいと感じています。しかし、このような作品に出会えたことに感謝すべきであると思います。
難解な曲と詩を自分のなかで解きほぐしていきながら歌うという行為は、これからの人生でそうあることではないと思われるからです。
反戦を主題とする三善晃の作品、そして「戦争と平和」という演奏会のテーマを団員全員で考え、聴いてくださる皆さんに少しでも魅力が伝わるようにお届けできればと思っています。
男フェス当日の様子をお伝えしてきましたが、いかがでしたか?少しでも私たちの活動の雰囲気をお伝えできていれば幸いです。
王孫の続きが気になる方!男フェスを聞き逃した方!VVの歩き姿の成長が気になる方!少しでも興味を持っていただいた方は、是非とも演奏会に足をお運びください!
いろいろと書いてきましたが、少しでも興味を持っていただければ嬉しく思います。最後まで読んでくださりありがとうございました。またどこかでお会いしましょう!!できれば3月の演奏会で!!